剽窃騒動
3/9付けで講談社のBOOK倶楽部に以下のような告知が掲載された。
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ブルーバックス『科学史から消された女性たち』『早すぎた発見、忘れられし論文』ついて緊急のお知らせ 講談社ブルーバックス『科学史から消された女性たち』『早すぎた発見、忘られし論文』(いずれも大江秀房著)の2冊に関し、著作権上の問題があることが判明いたしました。そのため、この両書について回収・絶版の措置をとることに決定いたしました。著作権者の方、そして読者の皆様にお詫び申し上げます。 講談社ブルーバックス出版部 |
実はこの話は、2月初頭に剽窃された本の出版元に勤めるTさんが内輪の掲示板で教えてくれた。その出版元の代表さんが送ったメールの内容がここにある。それを見たとき、ブルーバックスもまたエラいものを出しちゃったなぁという感想を抱いた。
で、内容的には全部剽窃かというと、どうもそうではなく、原著(オリジナルは洋書)から訳してはいたらしい。ただし、誤訳がボロボロあるそうで。
調査の結果、5週間後に出た結論がこの告知文。
とりあえず、これで一応のケリはつくんだろうけど、元となった本(科学史から消された女性たち・お母さん、ノーベル賞をもらう)自体はテーマ的にはかなり面白いものらしい。
だが、正直なところ比較的高価なので、少々手を出しづらく、ブルーバックスのように安価な新書で提供される方が個人的には嬉しい。
今回の件、単に絶版・回収だけではなく、講談社が原本の権利を買い取ってブルーバックス版を出すというのは無理なのだろうか。
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コメント
どっちも出てすぐに買った記憶アリ。初めて見る内容なので、読むほうにとっちゃ別にどこから持ってきててもかまわんなあ。
投稿: をかのゆ | 2006年3月11日 (土) 12時36分
確かに、読者にとっては、どこからとってきても構わないよね。今回の騒動で、読者の不利益を考えると、この訳本が安く買える道が閉ざされたという点だと思う。
安直なパクりは許されないというのは全く同意だし、回収や絶版の措置までは正しいと思うのだけど、その後のフォローはやっぱり欲しいと思う。
投稿: はくほー | 2006年3月12日 (日) 03時42分